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廓噺

映画『吉原炎上』

 

 

落語を熱心に聴くようになり、再び興味が湧いて観た作品。再びというのは、公開当時、名取裕子さんのヌードが話題になり、不純な気持ちで観たことがあったから。その気持ち通り、純粋に作品世界に入っていけないのは確かにあったのだが、遊郭という存在や歴史、そこで繰り広げられる男女の感情の機敏というものが、中学生だった自分にはちょっと難しくて分からない世界だったというのもあった。改めて今観ると、格式高い芸術作品だったんだと驚き。男女間のコトも今ならその気持ちがよーく分かる。落語の廓噺では、なんとなくの想像世界で聴いていたけど、なるほどこういった世界が実際にあったのだと、今後はリアリティを伴ってより深く落語に接していけると思う。それにしても、名取裕子さんがとにかくお美しい。気品があって。そこは改めてビックリした。他にも女優陣のまさしく身体を張った演技が見もので、根津甚八さんのギラギラした感情を抑制した演技も良し。そしてそれを全て可能にしたのは五社英雄演出だからこそ。今後このような熱量の高い作品を作るのは難しいだろうな。表現の規制と演者の気構えとして。

 

廓噺で好きな作品

 

 

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